カレン族という部族を皆さんは耳にしたことがあるでしょうか?
日本では別名、「首長族」としてお馴染みかもしれませんね。

もしタイに旅行したことがある方、または東南アジアの山奥を旅したことがある方は会ったことあるのではないでしょうか?カレン族はどういう部族なのでしょうか…ブリタニカ国際大百科事典ではこういう風に説明されています。
「ミャンマー (旧ビルマ) のエイヤーワディ川流域からタイ西部にかけて居住し,カレン諸語を話す諸民族の総称。人口約 290万と推定される。最も多い白カレンはスゴー・カレンとポー・カレンとに大別されるが,ほかに赤カレン (ブレ,パダウン,インバウ,ザエインの各集団を含む) がいる。焼畑による稲作と水稲耕作を営む。入墨,腕輪,首輪,足輪などで身体装飾をし,弩 (いしゆみ) ,毒矢を武器とし,聖物として銅鼓をもつ。氏族組織を欠き,年長者の権力が強い。宗教は仏教徒が多いが,キリスト教徒もみられ,さらに一部にはアニミズムも重んじられる。第2次世界大戦後はカレン民族同盟を結成して自治国建設のための反乱を起すなどの動きをみせたが,1954年6月ビルマ政府と和解,自治権をもつ州としてカイン州が認められた。」
白カレンと赤カレンって面白い分け方ですね!:D
また、カレン族は「織りの達人」として知られています。既婚女性と未婚女性では着る衣装がはっきりと異なっていることも特徴みたいです。
未婚の若い女性だと白い貫頭衣のドレス。赤やピンクの模様やタッセルが付いている衣装を着て、かわいらしいデザインが多いです。
カレン族の既婚者の女性用と男性用の衣装は、色使いも結構シンプルなデザインが多く、ジーンズや綿のパンツと合わせて普段から着られています。伝統衣装を着ながら時代に合わせて着こなすなんてオシャレですね!
また、ジュズ玉をブラウスに縫い付けたり、身に着けるアクセサリーはビーズのネックレスや細い銀の腕輪をたくさん重ねたりなど、ほかの部族と比較してもシンプルな装いが多いかもしれません。ほかの部族はおもーい銀のネックレスや頭飾りをジャラジャラさせて歩いてます。笑
興味深いことに、カレン族は銀を財産と考えていないことからこういう装いになったようです。
いやぁーーーー美しい!
色鮮やかなので日本で着るにはかなり勇気がいるかも。。。
でもこういうマスクだったらどうでしょう?
タイの中部のラーブリーのスワンプンという所に住んでいるカレン族の若い女性が自らデザインから制作までしています。
マスクなら日本でもつけやすいのではないでしょうか?ソフトなタッチが素敵なデザインですね!
その他、シンプルで落ち着いた色のデザインのバッグやスカーフ、ポップな印象のタッセルアクセサリー、男性用のネクタイ、子供用グッズなども販売されています。オーダーメイドも受け付けていて、お得な価格で手に入ることができます。
インスタグラムをやっている方は見てみてくださいね! 🙂
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